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当院では、ニキビ・シミ・脱毛に対応した診療が可能です。
脱毛
当院の脱毛は、医療機関専用のシネロン・キャンデラ社製ジェントルマックスPro(Gentle MAX Pro)を採用しています。
このレーザーは、日本人の肌に合わせた脱毛ができる「アレキサンドライトレーザー」と、メラニンへの吸収が弱く色黒の方にも脱毛可能な「YAGレーザー」を搭載しています。
医療用脱毛レーザーはエステで行われている光脱毛に比べて、より安全に効率よく脱毛を行うことができます。
シミ
シミの種類
肝斑
原因として、ホルモンバランス・日焼け・摩擦などの物理的な刺激のほか、貧血(鉄不足)などが挙げられます。
肝斑の治療
ホルモンバランスに対しては、日焼け止めの塗り方や選び方、洗顔方法など、生活する上で注意すべきことをご指導します。 採血検査で貧血(隠れ貧血)が確認された場合は、鉄剤の内服、トラネキサム酸、ビタミンC、ビタミンEの内服を行います。さらに、美白剤使用したり、エレクトロポレーションを行うこともあります。 肝斑がある場合は、肝斑の治療を優先することが大事です。レーザー治療などは肝斑が落ち着いてから行います。
老人性色素斑
加齢や日焼け、糖化(糖質の摂り過ぎ)が原因であると考えられます。
老人性色素斑の治療
雀卵斑
赤毛のアンのような、両頬から鼻にかけてある細かいシミ(そばかす)です。早ければ幼少期から中高校生頃にはっきりしてきます。遺伝が主な原因のため、治療をしても再発することが多くあります。
雀卵斑の治療
シミが薄い状態を維持するために、IPL(スーパーフォトセラピー)やZOスキンをおすすめしています。
ADM
両頬に灰褐色~青色のシミがある状態のことです。鼻の穴付近や額の端に現れることもありますが、灰褐色のシミがあればADMと診断できます。
ADMの治療
炎症後色素沈着
日焼けの跡が黒くなるように、けがや虫刺され、湿疹、かぶれた跡が残り、黒いシミのようになったものです。
炎症後色素沈着の治療
ほくろ
黒いシミや茶色いシミの中には、ほくろが混ざっていることがあります。
ほくろの治療
局所麻酔下で炭酸ガスレーザーや切除する方法がおすすめです。
シミの治療メニュー

シミにはさまざまな種類があり、複数の種類のシミが混在していることも少なくありません。当院では画像診断をし、一人ひとりの肌の状態に合わせた方法を提案させていただきます。数種類のシミが混在している場合には、複数の機械や薬剤を使用することもあります。
シミに対応した自費治療
光治療 IPL
当院では、米国サイノシュア社のIPL ICON 、MAX-G(アイコン マックスG)を使用しています。Qスイッチレーザー と違い、施術後にテープなどで保護する必要がないことがメリットです。 通常3回の施術を1ヶ月ごとに行います。シミが薄くなった時点で終了する と徐々に再発することがあるため、その後は3〜4ヶ月ごとに照射し良い状態を維持するこ とをおすすめしております。
Qスイッチルビーレーザー
当院のQスイッチレーザーはルビーレーザーです。Qスイッチレーザーにはいくつか種類がありますが、ルビーレーザーは高い出力で均一に照射できる点が特徴です。施術した部位はテープでの保護が必要となります。
また、一部の方では一旦薄くなったシミが濃くなることがあり(炎症後色素沈着)最終的に薄くなるまでには3~6ヶ月かかることがあります。
ゼオスキンヘルス(ZO SKIN HEALTH)
米国の医師、ゼイン・オバジ氏が開発・製造したクリニック専売の化粧品です。開業前に、新潟の野本真由美クリニックへ見学に行ったときに知った化粧品です。肌の状態に合わせてさまざまな選択肢があり、薬のような強めの成分が使われているためダウンタイムが必要な製品もあります。肝斑がある方や小じわを改善したい方、肌の老化を予防したい方におすすめです。
トレチノイン ハイドロキノン
ピンポイントでシミを治療したい場合や、お仕事などでテープを貼れない方に適した塗り薬です。広範囲に使用する場合は、ゼオスキンヘルスがおすすめです。
ケミカルピーリング
皮膚表面に化学薬品を塗って薄く皮膚をはがす施術で、毛穴の詰まりやくすみに対応します。ご希望の部位や症状を確認した上で、サリチル酸、乳酸のいずれかをご提案します。ピーリング後にエレクトロポレーションを併用するとさらに効果的です。
エレクトロポレーション
電気の力を利用し、皮膚の表面に一時的に穴を開けて美容成分を浸透させます。穴を開けることによって、通常では浸透しない成分を皮膚の奥深くまで浸透させることができます。
当院ではアミノ酸を配合したものを基剤とし、追加でビタミンC(APPS,APS)、ビタミンE(TPNa)、トラネキサム酸をご用意しています。
ニキビ
ニキビができる原因は?

ニキビの原因の多くは、皮脂(皮膚のあぶら)によるものです。皮脂が多いと毛穴が詰まり(白ニキビ)、その部位にアクネ菌(ニキビ菌)が増え、ひどくなると赤ニキビとなります。炎症が強く、ケロイド状の盛り上がりや凹みがあると、たとえ治ったとしても傷のように跡が残ることもあります。
当院は保険診療が基本です
保険診療では、ニキビをできにくくする予防がメインとなります。ニキビができやすい、ニキビが出始めた方が外用薬を使用し、ニキビができない状態を維持する治療です。 治療目安は6ヶ月から1~2年で、状態によってはそれ以上の継続治療が必要な場合もあります。 保険診療の外用薬のベースとなる薬剤は、BPO製剤(デュアックゲル、ベピオゲル)とアダパレン(ディフェリンゲル)、2つの合剤(エピデュオゲル)です。 上記3種類の薬剤は刺激を伴うこともあり使用継続が困難な場合があります。その場合はケミカルピーリングやレーザーフェイシャルなどをおすすめしています。 ニキビが悪化し肌が凹んで傷になっている場合は、保険診療での治療が困難となることもあります。外用薬で症状を改善することはできますが、完治させるのが難しいため、肌の状態によっては自費治療をおすすめすることもあります。
ニキビに対応した自費治療
ケミカルピーリング
皮膚表面に化学薬品を塗ることで皮膚を薄く剥がし、毛穴のつまりを除去する治療です。ニキビ治療や美白、コラーゲン増生作用の効果が期待でき、エイジングケアに繋がります。
レーザーフェイシャル
気になる部分にレーザーを照射することで、ニキビやニキビ跡、炎症のあるニキビの赤みや角栓がつまった黒ニキビの改善に繋げます。
エレクトロポレーション
電気の力を利用して、皮膚の深部まで美容成分を浸透させます。
当院では、アミノ酸を配合した基剤をもとに、ビタミンC(APPS・APS)、ビタミンE(TPNa)、赤みを抑えるトラネキサム酸などをご用意しています。
ニキビ治療に対応したスキンケア
ゼオスキンヘルス(ZO SKIN HEALTH)
ゼオスキンヘルスは、医療機関でしか取扱えないスキンケアです。肌の状態や環境、患者様のライフスタイルやお悩みに合わせて、製品の種類や使用量・使用回数などをカスタマイズ。一人ひとりに適したスキンケアをご提供できる、オーダーメイドのプログラムです。
皮膚科を受診する前に注意していただきたいこと
ニキビの原因には、皮脂の過剰分泌が大きく関係しています。
皮脂が増える要因として、ストレスや睡眠不足、暴飲暴食(糖質、炭水化物過多)、間違ったスキンケアなどが挙げられます。
当院では、
- 高たんぱく・低糖質の食事をとる
- クレンジングを使用しない(クレンジングを必要としない化粧品を使用する)
- 基礎化粧品を使い過ぎない(多くても2種類まで)
ことを推奨しています。
また、化粧品に関しては、オイルクレンジングを使用しないで済む化粧品を推奨しています。オイルクレンジングが必要な化粧品には毛穴をふさぎやすいものが多く、クレンジングをすること自体も肌に刺激を与えます。 ニキビができやすい方の中には、基礎化粧品の重ね塗りが原因である方が多くいらっしゃるため、本当に必要なものなのかどうかを確認していただいています。