いぼは正式には尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)といいます。 お子様に起こる「魚の目」や「たこ」はほぼ尋常性疣贅(いぼ)のことを指します。いぼは 感染しますので触るとうつることがあります。できた際には触らないようにすることが大切です。
液体窒素で週1回治療していくのが一般的です。 完治までには、お子様で3~6ヶ月、大人の場合で6~12ヶ月かかることが多いです。
自然に治ることもありますが、治療をした方が早期に治る印象があります。 液体窒素のみで治りにくい場合はスピール膏や他の薬剤を併用することもあります。
治療には、ステロイド外用のほか、紫外線療法、活性型ビタミンD3外用、タクロリムス外用が有効とされています。難治の場合は皮膚移植などで対応することもあります。
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足の裏の固いできもので、歩き方や靴の影響によりできることが多いです。
女性の方はハイヒールの影響で足底の前方や親指や小指に、男性で運動している方などは親指の腹側にできることが多いです。
口唇ヘルペスは「単純ヘルペス」というウイルスに感染することで起こります。 唇やその周りにピリピリ、チクチクするような違和感やかゆみが生じた後、軽い痛みを伴う水ぶくれができる病気です。 疲れた時や発熱時など免疫が低下しているときに症状が現れます。
初めて症状が出るときには、水ぶくれが多くできる場合があります。再発の場合には水ぶくれは少なくなり、症状が出る範囲も狭くなります。
症状が出ている人の水ぶくれ、唾液などに接触することで感染します。特に、水ぶくれの中にはウイルスが多く存在するため注意が必要です。
なぜ再発するのか?
一度感染すると、生涯にわたって神経に潜伏します。 健康な時は、潜伏しているウイルスは免疫によって抑えられているため症状は出ません。 しかし、発熱、疲労、ストレス、強い紫外線、外傷などの刺激で免疫が低下するとウイルスが活動し症状が現れます。
口唇ヘルペスの治療には、ウイルスの増殖を抑える「抗ヘルペスウイルス薬」の飲み薬や塗り薬を使用します。ウイルスが増殖しているときに効果を発揮しますので、症状が出たらできるだけ早く使い始めるようにしましょう。 薬を使い始めても2日ほどは症状が悪化することがありますので、自己判断で薬を止めることなく、医師の指示通りに使用してください。
なお、潜伏中のウイルスを追い出すお薬は、現在のところありません。症状が出たらできるだけ早く受診することが重要です。
粉瘤は毛のある所に現れやすい良性のできものです。粉瘤の中心に黒い点の穴を認めることがあり、その部位から白いカス(白色粥状物質)が出ることもあります。 これは正常の皮膚と同じ成分からなる壁(袋)があり、その中に皮膚の垢がたまっていることが原因です。
通常自覚症状はほとんどありませんが、感染を起こすと大きくなり、赤く腫れて痛みを伴うこともあります。 赤く腫れている場合は切開し、膿を出すと比較的早く収束しますが、根本的な治療の場合には手術で壁(袋)ごと摘出する必要があります。
手術は、切開による方法と、粉瘤の中心に小さく穴を開けて壁を取り出す(へそ抜き法)方法があり、後者をおすすめしております。この方法だと傷跡はニキビ跡のような感じで縫った場合より傷が目立ちにくいためです。 それでも困難な場合には切開法を選択します。
完全予約制で、手術時間は30分~1時間ほど。毎昼休みに行っています。
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