皮膚にできた水ぶくれが、だんだん膿を持つようになり、やがて破れると皮膚がめくれてただれてしまいます。かゆみがあり、そこを掻いた手で身体の他の部分を触ると、症状が体のあちこちに広がってしまいます。
とびひの多くはこのタイプで、黄色ブドウ球菌が原因です。
通園・通学について
出席停止が義務付けられた病気ではありませんが、とびひの状態や、通園・通学・通学先の規則に従うようにしましょう。 通園・通学をする場合は他の人にうつさないよう、患部をガーゼや包帯で覆いましょう。
やけどをした場合は、とにかく冷やすこと。衣類は着たまま冷水で冷やし、痛みが消えるまで冷やし続けることが基本です。 やけどの跡が残るかどうかは温度と時間で決まります。当院ではなるべく跡が残らないような治療を心がけております。
やけどは数日間のうちに症状が悪化することがあり状態により連日診察が必要となる場合や、範囲が広い場合などは紹介のうえ手術をすすめることもあります。
従来擦りむき傷は消毒しガーゼを当てることが一般的でしたが、現在は石鹸で洗い、 ガーゼの代わりにくっ付かない被覆材を使用します。
感染を起こしている場合などは傷を覆ったまま密閉すると悪化することがあります。不安な場合は皮膚科を受診しましょう。
包丁などで切った傷がなかなか止血できない場合、出血している部位をガーゼやタオルなどで圧迫し早めに受診してください。
一般に傷は受傷後6~8時間以内であればゴールデンタイムと言われ縫合が可能です。しかし、それ以上時間が経過している場合は感染している可能性が高く、縫合はしない方が良いと言われています。 顔の場合は血流が良いため24時間以内であれば縫合することもあります。
傷の状態により縫合するか、創傷保護剤で保存的に治療するか判断します。なお、時間が経過した傷や咬まれた傷などは縫合に適さない場合には保存的に治療を行います。
ご来院・ご相談はお気軽に
皮膚のことでお悩みでしたら、お花茶屋駅にあるお花茶屋くじら皮膚科まで、まずはお気軽にお問い合わせください。