Badens バーデンスシャンプー・トリートメントの取り扱いを始めました。
肌に優しい商品となっており、アトピー性皮膚炎・脂漏性皮膚炎(ふけ症)
赤ちゃんも含めおすすめの商品となっております。
今までシャンプーを色々試したけど頭が痒くなる。首・背中によく湿疹ができたり痒くなったりする方は是非一度お試しください。

シャンプーの変更により手荒れしにくくなりました

この商品の特徴を理解するにはシャンプーなどの洗浄剤に含まれる
界面活性剤について知る必要があります。

界面活性剤には、水に溶かしてときの性質によって4つに分類されます。

①陰イオン系(アニオン系)

②陽イオン系(カチオン系)

③両性イオン系

④非イオン系(ノニオン系)

①陰イオン系(アニオン系)

陰イオン系(アニオン系)

陰イオン系(アニオン系)界面活性剤は洗浄・気泡力に優れており、石鹸やシャンプー剤などに使用されます。
シャンプーの成分表示を見ると、大半のシャンプーで「ラウレス硫酸ナトリウム」という成分が含まれています。なかには、「ラウリル硫酸ナトリウム」という成分が配合されているものもあるでしょう。硫酸が含まれているものは(親水基が硫酸であれば)肌刺激は避けられないです。
肌にやさしいイメージの有るアミノ酸系洗浄剤も頭皮や髪に吸着しやすくタンパク変性をおこします。
どんなにすすいでも、硫酸系やアミノ酸系の洗浄剤を配合したシャンプーは髪や肌に残ってしいます。
美容師さんの手荒れは硫酸系やアミノ酸系の影響のことが多いです。

バーデンスのシャンプーは赤文字のラルレス-3酢酸ナトリウムを配合しています。
この硫酸を酢酸に変更したものとなり、硫酸系の刺激をなくしています。それにより石鹸以上に刺激が少なくなっています。

②陽イオン(カチオン系)

陽イオン(カチオン系)界面活性剤は吸着・殺菌・帯電防止に優れており、殺菌剤、柔軟仕上げ剤、帯電防止剤、リンス、トリートメント剤などに使用されています。強い殺菌力が、肌荒れの原因になる場合があります。
現在、ヨーロッパでは、カチオン界面活性剤の仕様が制限されています。

リンスやトリートメントにはこちらのカチオン界面活性剤が使用されていることがあります。カチオン界面活性剤は、プラスイオンをもちシャンプー後にマイナスに帯電した髪の毛に吸着して、しっとり感やサラサラ感などの風合いを与え、静電気の発生を防ぎ、なめらかな指通りにしてくれます。
その一方で殺菌力が強く頭皮や肌が荒れてしまうことがあります。

カチオン界面活性剤のイオン的吸着は非常に強く残留しやすいため、頭皮や首筋、背中に吸着してタンパク変性を起こし、かゆみや肌あれの原因になります。背中や首筋の肌荒れはトリートメントが原因かもしれません。

バーデンスのトリートメントはカチオン界面活性剤(ベヘントリモニウムコロリド、ステアルトリモニウムコロリド)の良さを残し、刺激をなくすために両性界面活性剤のラウラミドプロピルベタインを混ぜることで安定性を維持し、刺激をなくしています。
バーデンスのトリートメントは洗い流さなくても良いものになっています。そのためボディクリームとしての使用も可能です。(使用はじめは戸惑いますが使用方法をよくご確認ください。)

③両性イオン系

両性イオン系は洗浄・気泡力があり、シャンプー剤などでアニオン界面活性剤と併用されます。
カチオンの刺激を緩和することができます。

④非イオン系(ノニオン系)

水に溶かしても解離しない界面活性剤。洗浄剤のほか、乳化剤として食品、薬、農薬、化粧品のクリームなどに使用されます。

バーデンス商品はすべて認定されたサロンや医療機関での専売となっております。
フリーマケットやSNSでの転売は一切禁止されていますのでご理解の程よろしくおねがいします。

使用方法はこちらを御覧ください。
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