帯状疱疹ワクチンについて

目次

①対象者

②助成額・回数

③接種方法

④ワクチンについて

 

当院でも帯状疱疹ワクチンの助成が受けられます。

 

対象者

葛飾区に住民登録のある、接種日現在満50歳以上の方

※ただし、すでに葛飾区の帯状疱疹予防接種助成事業を利用して接種した方を除きます。

助成額・回数

生ワクチン・不活化ワクチンのどちらか一方のみの接種費用を一部助成します。

種類

助成回数

助成額

当院での自己負担額

生ワクチン

1回のみ

1回 4,000円

3700円

不活化ワクチン

2回まで

1回 10,000円

1回12000円

※ 実施医療機関が定めている接種費用です。実施医療機関毎に異なるため、予約などの際に実施医療機関に予めご確認ください。

 

当院でのワクチン接種料金は全額自費での支払いの場合

生ワクチン(ビゲン)7,700円 (税込み)

不活化ワクチン(シングリックス)22,00円 (税込み)

 

接種方法

実施医療機関に備え置きの接種予診票(葛飾区単独)を使用し、接種を受けてください。
※対象者に接種予診票(葛飾区単独)は送付されません(実施医療機関に専用の問診表があります)。

 

ワクチンについて

製品名 帯状疱疹ワクチン

シングリックス®

乾燥弱毒生

水痘ワクチン(ビゲン)

種類 不活化ワクチン 生ワクチン
接種回数

2回

1回目の接種から2か月後に2回目の接種

※2か月を超えたら6カ月後までに2回目の接種を行う。

 

1回
帯状疱疹発症

抑制効果

 

50歳以上:約97% 51.3%
70歳以上:約90%
神経痛

抑制効果

50歳以上:100% 66.5%
70歳以上:85.5%
効果の持続 約9年 5年程度
料金 44,000円(税込)

※2回分の費用

副反応 接種部位の痛み、腫脹、発赤、筋肉痛、倦怠感、頭痛

※3-7日で消失

※水痘ワクチンより副反応が強く出る可能性が高い

接種部位の痛み、腫脹、発赤

※3-7日で消失

長所

短所

長所

予防効果が高い

・免疫が低下している方にも接種できる

短所

・費用が高い

・接種回数が2回

・副反応が強い

長所

費用が安い

・接種回数が1回

短所

・予防効果が落ちる

・免疫低下している方には接種できない

 

※1.Oxman MN,et al. N Engl J Med.2005;352(22):2271-2284.
※2.Lal H. et al.: N Engl J Med.372(22),2087-2096,2015
※3.Cunningham AL. et a.:N Engl J Med.375(11),1019-1032,2016

 

効果を求める方はシングリックス

費用を抑えたい方は水痘ワクチンがおすすめとなります。

お花茶屋くじら皮膚科