水いぼ 摘除
水いぼ(伝染性軟属腫)
- 原因:ポックスウイルスによる良性のいぼ。子どもに多く発症し、プール利用や肌の直接接触、タオルの共用などで感染します。
- 見た目:光沢のある小さな丸いぶつぶつで、中央がへこんでいることが特徴的。かゆみはないか軽度です。
- 経過:多くは6〜18か月で自然消失しますが、増加したり他の部位に広がることがあります。湿疹体質の場合は特に拡散しやすいです。
治療の選択肢
- 経過観察:自然治癒を待つ方法。
- 摘除(ピンセットで除去):麻酔テープで痛みを軽減しながら除去します。ただし、病変数が多い場合は治療が難しくなります。
- 外用治療(硝酸銀やMBクリーム等):施設の方針によって異なります。
どうしてもクリニック受診できない方へ
自宅での摘除方法
熟睡時に1−2箇所取る場合は気づかれずに治療できる可能性があります。
ニキビを潰すような感じで水いぼを中身をだすと治療終了です。
使用鑷子:アドソン無鈎鑷子
(アズワン nopa アドソンピンセット 無鈎 120mm AB 100/12 アマゾンで検索するとヒットします)
※ クリニックでは専用の鑷子を使用しています。 中身が出せない場合は無理をせず中止してください。
※ 顔は危険ですのでやらないでください。
※ 自己責任でお願いします。
お花茶屋くじら皮膚科