皮膚トラブルが治らない方へのおすすめの食事
全ての慢性疾患は、
「活性酸素」により「慢性炎症」を生じ、細胞が「酸化」、「糖化」
されることにより生じる。
アトピー、アレルギー、等。
1)十分量の蛋白質を摂取する
・われわれが持っている遺伝子(DNA)は代謝酵素などの蛋白質の設計図。
・つまり、DNAが設計図通り働くよう、蛋白質は十分量を摂取する必要がある。
・プロテインスコア換算にて毎日体重と同じグラム数、つまり60kgの人なら60g/日。
・植物性蛋白より動物性蛋白の方が効率が良い。
・具体的には、ホエイプロテイン20g×2/日を飲み、卵3個+肉200gを目標に食べる。
・プロテインでお腹の調子が悪くなる人は、5g×2/日で開始する。
アトピーの方では時々卵を多く食べると調子が悪くなる方がいます。
そういう方は卵を控えるか1日1-2個に抑えましょう。
(体調をみて量を調節してください。)
2)糖質を減らす
・過剰な糖質は、細胞を「糖化」させる。皮膚の「糖化」はシミです。
・精製糖質(白米、小麦粉、砂糖)は減らす。
・具体的には、小麦、砂糖は極力控え、米も今までの半分に減らす。
・果糖を液体で摂ることは避ける
ーーー清涼飲料水、コーラ類、砂糖の入った缶コーヒー、市販の野菜ジュースや果物ジュース、など。
・果物の過量摂取は避ける。
果糖ぶどう糖液糖などの異性化糖はブドウ糖の10倍以上の糖化リスクがあります。
また、果糖ぶどう糖液糖の原材料は輸入とうもろこしが多くその殆どは農薬まみれです。
糖化の観点以外からも取りすぎないほうがよいでしょう。
急にゼロにすることは難しいです。まずは食後のみ取ることを心がけてみてください。
3)悪い脂質は避けて、良質の脂質を摂取する
・常温で保存できる一般的な植物油は「酸化」されやすいので避ける。
・トランス脂肪酸(マーガリン、ショートニング)は直ちに止める。
・低温圧搾法の油がおすすめ
・炒め物には、ラード、バターを用いる。
・中鎖脂肪酸のMCTオイルを積極的に用いる。
4)食塩を止め、天然塩に変える(海の塩)
・ナトリウム(Na)しか入っていない食塩は直ちに止める。
・カリウム(K)、マグネシウム(Mg)の多い天然塩に変える。
・K、Mgが最も多いのは、「ぬちまーす」、「雪塩」、「宗谷の塩」。