よく”子どもの虫刺されの反応が強いですが大丈夫でしょうか ”

”この反応は正常ですか” ”起きたら刺されていました”

など外来で患者さんからの話があります。

 

一番よくある虫刺されの蚊は 刺されてすぐの即時反応と刺されて数時間~1.2日してからの遅延型反応の2種類があります。年齢により反応が変わるため以前より反応が強くなったり、数日して赤くなったりと大人の方と反応が異なることがあります。

 

蚊虫症における皮膚反応

ステージ 皮膚の反応 主に認められる年齢
Stage 1 無反応 新生児期
Stage 2 遅延型反応のみ 乳児期~幼児期
Stage 3 即時型反応および遅延型反応 幼児期~青年期
Stage 4 即時型反応のみ 青年期~壮年期
Stage 5 無反応 老年期

個人により反応に差はありますのであくまで参考に!

 

蚊は夏だけだと思われがちですが、

年中蚊はいます。 早春、晩秋はアカイエカにより刺されることがあります。

 

他に虫刺されとしては

ブユ(遅延型反応)、アブ(遅延型反応)、ヌカカ、ネコ蚤(遅延型反応)、イエダニ

トコジラミ(遅延型反応)などがあります。

 

症状が強い場合は内服・外用治療が必要ですので

お困りの方はご相談ください。

お花茶屋くじら皮膚科